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採用キャッチコピーで人材獲得を加速!【5ステップで作る企業メッセージ】

「採用キャッチコピー」とは、企業の魅力を凝縮し、求職者の心に訴える言葉のこと。企業の価値観や文化を端的に伝え、他社との差別化を図る役割を担っています。

企業と求職者とをつなぐ最初の接点にもなる採用キャッチコピーは、企業ブランディングの観点からも重要なもの。今回は印象に残る採用キャッチコピーを作るポイントについて、考えてみます。


魅力的な採用キャッチコピーの共通点とは

求職者の心に残る採用キャッチコピーには、いくつかの共通点があります。

  • 短くてシンプル。複雑な表現は避け、瞬時に理解できる。

  • 心地良いリズム感で、求職者に直接語りかけてくる。

  • フォントや色、画像などの視覚的なデザインと連携している。

こうした特徴によって、より印象に残る言葉になっているのです。採用キャッチコピーは、単なる宣伝文句ではありません。言葉の背後に企業の理念やビジョンが盛り込まれることで、企業の魅力を強く感じてもらえるコミュニケーションツールと言えます。

求職者の心に刺さる言葉を生む5つのステップ

では、実際に5つのステップを踏みながら、効果的な採用キャッチコピーを作成してみましょう。

STEP1:ターゲットとなる求職者の明確化

「理想の人材像」は明確になっているでしょうか?年齢層、経験、スキル、価値観など、具体的な特徴を洗い出して言語化してみます。ターゲットを絞り込むことで、メッセージをより的確に届けることができます。

STEP2: 「自社の強み」「企業文化」の分析

伝えたいメッセージの核となる「自社の強みや魅力」を客観的に分析します。実際に社員の声を集めたり、過去の成功事例を振り返ったりすることで、他社にはない強みが見つかるかもしれません。企業文化や価値観も、独自性を加える大切な要素になります。

STEP3:競合他社の採用戦略をリサーチ

同業他社や人気企業の採用キャッチコピーを研究するのも、おすすめです。トレンドを把握しつつ、自社との差別化ポイントを見つけます。ただし、模倣するのはもちろんNGです。

STEP4:キーメッセージの抽出とキーワード選定

ここまでの分析を基に、伝えたいメッセージを抽出します。そして、メッセージを効果的に表現する「キーワード」を考えてみましょう。求職者の共感を呼びそうな言葉、魅力をひと言で表現できる言葉を選びます。

STEP5:複数案を作成し、決定

一つのキャッチコピーに固執せず、複数の案を作成します。それぞれの案について、社内でフィードバックを集め、小規模なA/Bテストを実施しながら最も効果的なものを選ぶとより良いものができるはずです。

こうした5つのステップを通じて、求職者の採用行動を促すキャッチコピーが形になっていきます。

採用キャッチコピーを最大限に活かすには?

採用キャッチコピーの完成後は、すぐに採用活動に結びつけ、効果的に活用したいものです。では具体的に、どのような戦略を立てていけば良いのでしょうか?

◆ 一貫した採用メッセージ戦略

採用キャッチコピーは、単独で機能するものではありません。企業の採用ブランディングとの一貫性を持たせることも重要です。

例えば、採用に関するすべてのコミュニケーションを「採用キャッチコピーを軸にした統一感のあるもの」にしていくことも効果的です。さまざまなチャネルに採用キャッチコピーを出し、求職者の記憶に残るメッセージを発信していきましょう。

◆ 採用サイトへの掲載

SNSやオウンドメディア、自社HPなどはもちろんですが、採用キャッチコピーが最大限に活かせる場所は「自社の採用サイト」でしょう。
トップページに配置し、アクセスしてきた求職者にアピールすることで、視覚的な印象づけができます。

画像との組み合わせや、会社案内パンフレット、説明会のスライド、採用動画にも採用キャッチコピーを組み込み、魅力的な企業イメージを定着させていきましょう。

◆ SNSマーケティングへの応用

SNS上の投稿に、採用キャッチコピーを載せるのもすぐに活用できることの一つ。ハッシュタグと組み合わせれば、「今は就職を考えていない」という潜在的な求職者層にもアピールできます。

最近ではショート動画に組み込み、視覚・聴覚に訴えかける採用ブランディングも注目されています。

大きな影響力を持つ採用キャッチコピーを使って、求める人材に訴えかけていきましょう。

note proで発信!採用キャッチコピーの活用事例

法人向け有料高機能プランnote proは、採用広報を展開する上で選ばれることが多いサービス。採用キャッチコピーが活かせる側面も多く、企業のブランディング向上や採用活動に貢献できていると思います。

▼採用サイト、採用オウンドメディアに関する記事はこちら

実際にnote上で「採用キャッチコピー」を使って採用活動につなげている企業を、最後にご紹介します。

事例紹介|株式会社ログラス

次世代型経営管理クラウド「Loglass」を開発・提供している株式会社ログラス。経営データの収集・一元管理・分析をすべて行い、集計・分析作業を自動化することができるDXサービスを展開しています。

ログラスでは2024年10月末にコーポレートサイト・採用サイトのリニューアルを実施。その中で、職種別ページに「キャッチコピー&ボディコピーの追加」をされています。

職種ごとにターゲットが少しずつ変わっていく中でも統一した価値観を提示するため、コピーライターと社内の関係者と調整しながら進めました。

上記記事より引用

企業として一貫したメッセージを求職者に伝えることで、信頼を醸成している良い事例と言えるのではないでしょうか。ぜひ参考になさってみてください。

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