オウンドメディアリクルーティングとは。note proを活用して採用効果を最大化する方法
企業が自社メディアを活用して採用活動をおこなう手法を、オウンドメディアリクルーティングといいます。ここでいうオウンドメディアとは、企業が所有しているウェブサイトやブログ、SNSアカウントなどのメディアチャネルのこと。もちろんnoteもそのひとつ。誰でも気軽にオウンドメディアを始められるとして、約3万件(※)の法人がnoteでオウンドメディアを開設しています。※ 2023年10月時点
企業がnoteや法人向け高機能プラン「note pro」を始める理由のひとつが採用目的。この記事では、note proを活用して採用活動の効果を最大化する方法を紹介します。また、note proで採用広報やブランディングを展開している企業の成功事例もピックアップ!ぜひ参考にしてください。
note proを使った採用成功事例集はこちら
採用での情報発信やオウンドメディア構築に疑問や不安はありませんか?
本記事に記載の事例以外にも、note proを使ったオウンドメディアでの発信の成功事例を記載しています。
企業が採用活動に「オウンドメディア」を活用するワケ
オウンドメディアリクルーティングとは?
オウンドメディアリクルーティングとは、企業がみずからメディアチャネル(ウェブサイトやブログ、SNS、動画コンテンツ、メールマガジンなど)を活用して、自社の価値観に共感してくれる優秀な人材を獲得するための採用戦略のこと。従来の求人広告に頼るだけでなく企業自身が情報発信者となり、魅力的なコンテンツを通じて求職者の興味を引くことで応募へとつなげる手法です。
オウンドメディアリクルーティングが注目を集める背景
ここ数年、少子高齢化による労働人口の減少、働き方やキャリアに対する価値観の多様化とそれに伴う雇用の流動性の高まりにより、企業間の人材採用の競争が激しくなっています。加えて新型コロナウイルス感染症対策を主な理由として、2020年より採用市場は急速にオンライン化が進みました。
そのような背景もあり、採用支援サービスやオウンドメディアを活用してターゲットに情報を届ける企業が増えています。中でもオウンドメディアは、自社のカルチャーや働く人の想い、事業の背景にあるストーリーなど、企業の等身大の姿を伝えられるメディアとして注目を集めています。
オウンドメディアを採用活動に活用するメリット
企業自身がメディアチャネルを保有するメリットは3つあります。
1つは情報発信に制約がなくなること。オウンドメディアは企業が独自に運用するので、伝えたい内容やターゲットに合わせて複数のメディアを自由に選び運用することができます。
メリットの2つ目は、求職者と同じ目線で企業の中のひとの想いを伝えられること。事業内容や採用情報といった基本的な情報だけでなく、働くひとのリアルな想いや価値観、働き方の情報を提供することで、求職者が働く場所としてイメージしやすくなる効果もあります。
また、自社の魅力やカルチャーを豊富なコンテンツを通じて世の中に伝えることで、ブランディング効果が期待できるのもメリットのひとつ。それにより企業の知名度や魅力が高まり、優秀な求職者を引き寄せることができます。
なぜ企業はnote proでオウンドメディアを開設するのか?
noteは会員登録者数約733万人、約5,145万MAU(※1)の巨大プラットフォームです。個人だけでなく企業や団体も集まる大きな街で自社メディアを運用できます。「記事のレコメンド機能」により、note内の近しい属性の記事ページにレコメンド表示されるので、親和性の高い求職者の元に情報が届きやすいのが特徴です。
※1 MAU:1ヶ月にnoteを訪問したアクティブブラウザ数
またnote proなら、noteの約2倍、note内でレコメンドされ、より貴社の記事に興味・関心を持つ可能性が高いターゲット層に記事が読まれるチャンスが増えます(※2)。
※2 note proであれば、noteトップページのレコメンド枠に表示される可能性がnoteと比較して約2倍になります。ただし必ず2倍になることをお約束するものではありません。
なお、note proでは記事にHubSpotのフォームを簡単に埋め込むことができます。記事内でアンケートの協力を募ったり、セミナーやキャンペーンの告知と申し込みを同時に行ったりと、さまざまなランディングページとして活用いただけます。
オウンドメディアリクルーティングのポイント
1. ターゲット層に合わせたコンテンツ制作
採用広報で大切なのは、まず自社が採用したい層を明確にすること。そして、採用したい層が求める情報や関心事への理解です。次に、求職者にどのような企業だと認識されたいか、どのようなアクションを促したいかの方針を決め、現状とのギャップを埋めるコンテンツをつくります。
例えば、チャレンジ精神を持つ若いひとに応募してもらいたいけれど、堅いイメージゆえに安定志向の応募者が多いという企業の場合。大型プロジェクトを若手に任せる社風だと認識されるよう、プロジェクトリーダーを務める若手社員のインタビュー記事を制作する、などが考えられます。
そのほか、自社の業務の魅力や挑戦的なプロジェクトの事例、社内の風土や現場の社員の声、業界の動向なども、求職者が関心を引くコンテンツとなります。
2. SEO(検索エンジン最適化)への気配り
オウンドメディアの記事は検索エンジンで上位に表示されることが重要です。
noteはSEO対策を強化した結果、ウェブでの検索結果にnoteの記事が表示され、その上でnoteの記事にたどり着いた数が大きく増えています。つまり、SEOに関する特別な知識がなくても、ある程度SEO対策がされた記事の作成が可能です。
またnote側での対策以外にも、ウェブ検索でnoteの記事を見つけてもらいやすくするために、書き手がコンテンツ作成時に工夫できることもあります。詳しくは、「ウェブ検索で自分のnoteを見つけてもらいやすくするコツ」をご覧ください。
とはいえ、オウンドメディア運営でもっとも大切なポイントは、読者にとって有益で信頼性が高い、質の高いコンテンツをつくること。質の高いコンテンツは検索エンジンに対して有利に作用するだけでなく、読者にとっても価値があり、エンゲージメントを高めるために不可欠です。誠実な記事づくりを心掛けましょう。
3. SNSの活用
オウンドメディアの効果を最大化するためには、SNSの活用が欠かせません。
noteやnote proに掲載したコンテンツをXやInstagram、TikTok、Facebookなどと組み合わせて適切なタイミングでシェアすることで、多くのひとに情報を届けられます。
またnoteには、貴社のXやFacebookアカウントと連携して記事をシェアする機能があるほか、テキスト記事にYouTubeなどの動画サービスやX、InstagramといったSNSを埋め込むことができます。
【記事にYouTube動画を埋め込んだ例】
4. 効果測定・分析
記事を公開したら、効果を定量的・定性的に計測し分析する効果検証が必要です。KPIを決め、月に1回程度でいいのでアクセス数やコンテンツへの反応、採用に至った結果などをトラッキングしましょう。その結果を踏まえて仮説を立て改善策を考え、PDCAサイクルを回していくことが大切です。
note proでは定量的な分析をしたい場合、分析機能「アナリティクスβ」で、読了率やスキ率などGoogle Analyticsでは計測ができない詳細なレポートがご覧いただけます。記事のエンゲージメントの改善や、「参照元」を分析した流入施策の改善など、データをもとに効果測定をおこない、次なる企画立案や記事制作に活かすことができます。
定性的な分析をしたい場合、note proなら記事にHubSpotのフォームを埋め込むことができるので、採用候補者にアンケートを募って、noteの記事を読んだのか、入社意欲は上がったのかなどの情報が得られます。また、採用面談時や入社後などにnoteの記事を読んでいたかをヒアリングすることで、カルチャーや自社への理解度を知ることもできます。
5.ブランドイメージの統一
オウンドメディアを通じて採用活動をおこなう場合、利用するメディア全体を通して、企業のブランドイメージを統一することも重要です。記事のスタイルやトーン、デザインなどを統一することで、応募者に一貫したメッセージを伝えることができます。ブランドイメージをしっかりと意識し、統一性を保つようにしましょう。
note proなら独自ドメインのほか、コーポレートカラーやロゴ、ファビコンなど見た目のカスタマイズも可能。ブランドイメージとの統一が保たれます。
note proを活用したオウンドメディアリクルーティングの成功事例
採用サイトからの直接応募が約3倍に
株式会社ベーシック
採用エントリー数が1.62倍に増加
NECネッツエスアイ株式会社
noteを読んだ候補者の面接の質UP
GMOアドパートナーズ株式会社
内定承諾率が大幅に上昇
株式会社カミナシ
まとめ
近年の採用市場の急速なオンライン化により注目を集めるようになったオウンドメディアリクルーティング。この記事ではメリットだけを紹介しましたが、ひとつだけ、デメリットをお伝えします。
企業は自社メディアを運営することで自由な情報発信ができます。一方で、オウンドメディアリクルーティングには採用の知識だけでなく、ウェブサイト運営やウェブマーケティングのスキルが必要になります。また、認知度を上げ自社のファンを増やすために、求職者に共感されるコンテンツをコツコツと継続的に発信し続けなければなりません。
そこで、誰でも気軽にオウンドメディアを始められるnoteの中でも、特に法人向け高機能プランnote proをおすすめします。
・カスタマーサクセスチームのサポートで、つづけやすい
note proは導入運営の個別サポート、オンライン学習プログラム、契約企業コミュニティなどを通して、常にカスタマーサクセスチームが伴走して企業の情報発信をサポートします。note proご利用法人による個別ミーティングの満足度は97%です。
※2022年3月-2022年5月の間に実施した個別ミーティング後のアンケートの平均満足度(N=32)
・編集パートナー制度について
note proご契約の方に無償で戦略やコンテンツの企画、編集制作を支援する編集パートナーをご紹介します。運営やコンテンツをつくる体制に不安がある場合などは、ぜひご相談ください。
※ご紹介自体は無償ですが、実際の制作には費用がかかります。
【参考】
・ヘルプページ「パートナーについて」
・編集パートナー「プレスラボ」インタビュー記事
noteとnote proの違いは下記の記事をご覧ください。
noteの法人向けプラン note proの詳細はこちら
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