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採用ブログがサクッと書ける!ネタの探し方

企業の魅力や採用メッセージを伝えるツールとして、多くの企業が導入している採用ブログ。しかし「継続が難しい」「何を書けば良いのか?」といったお悩みをお持ちの方も、多いのではないでしょうか。

今回は、継続して質の高い記事を発信するための「ネタ探しのコツ」をご紹介します。


強力な採用ツールにもなる「採用ブログ」

採用ブログの主な目的は「自社の魅力を伝え、求職者に興味を持ってもらう」こと。今すぐ転職を希望しない“潜在的な候補者”にも情報を届けられるため、採用広報のベースとして活用している企業も多いです。

「何をテーマに書くか」が成功のカギ

採用ブログは更新を継続することで、少しずつ成果につながります。「おもしろい」と感じた読者は企業のファンになり、ゆくゆくは「採用候補者」になるかもしれません。ゆえに、何を“ネタ”にブログを書いていくかが重要になるのです。

自由度の高さが企業の魅力を広げる

テーマはもちろん、書き方も自由なのも採用ブログの特徴です。「ブログ=文字」のイメージが強いと思いますが日記、インタビュー、画像、動画、音声コンテンツなど、多様な形式で情報を届けてもかまいません。

また、書き手を「持ち回り制」にし、複数の社員が発信するリレーコラム形式にするのも良いでしょう。多様な切り口が生まれ、企業の魅力をより広く伝えられると思います。

採用ブログの読者を引き付ける7つのネタ

では、採用ブログの読者が興味を持つネタとはどのようなものでしょうか。

1|社員の日常

オフィスの雰囲気、仕事風景、社内イベントなどは、読者に「企業のリアル」を身近に感じてもらえるテーマです。ランチタイムの様子や、オフィスのデスク周りなどを紹介しながら普段の姿が伝わる記事を作成します。

2|プロジェクトの紹介

具体的な業務内容や成果を共有し、仕事の醍醐味や達成感を伝えるのもオススメです。プロジェクトが進行するプロセスや、チームで乗り越えた壁も含めて描けば、より深みのある記事になるでしょう。

3|社員インタビュー

多様な視点から会社の魅力を伝えるには、様々な部署や経歴の社員インタビューが効果的です。キャリアパス、入社の決め手、仕事のやりがいなどを知ることで、入社後の活躍イメージも描きやすくなります。

4|成長できるチャンス

研修制度や自己啓発支援、社内勉強会など「社員の成長」に関する取り組みを紹介し、人材育成に対する企業の姿勢を伝えます。実際に制度を利用し、成長できた社員の体験談も合わせて載せると説得力が増すでしょう。

5|企業文化

会社の理念やミッションが「日々の業務にどのように反映されているか」について紹介します。社内表彰制度など企業文化を体現するエピソードや、経営者が語るメッセージなどで分かりやすく伝えてみましょう。

6|福利厚生

ワークライフバランス支援、独自の社内制度などを紹介することで、働きやすさについてアピールできます。実際に利用している社員の声を交えるのも忘れずに!

7|採用プロセス

選考の流れや評価基準を公開することで、面談・面接への不安を軽減する狙いがあります。「面接官は何を見ているのか」「内定者の体験談」など、選考時の参考になる記事が人気です。

こうした7つのネタを組み合わせながら、継続できるように工夫してみましょう。

ネタ探しのための5つのアプローチ

採用ブログを「魅力的なコンテンツ」に育てるには、取り上げるネタを探す方法も大切になります。次の5つのアプローチで、良いネタが埋まっている場所を掘り当てていきましょう。

◆ 社内アンケートの実施

社員の声を定期的にアンケートで集め、リアルな声を探ります。

・最近、仕事で印象に残ったことは?
・会社の好きなところは?
・入社の決め手は?
アンケートの結果から、新たな切り口が見つかるかもしれません。

◆ 他部署との連携

それぞれの部署が持つ経験・知識を活かしてブログ更新をすることで、ネタ選びの視野が広がります。

・営業部門が書く「商談の成功事例」
・開発部門が書く「新製品へのチャレンジ」
・管理部門が書く「仕事のやりがい」
「採用成功」という共通の目標を設定することで、社内の活性化も期待できます。

◆ SNSのトレンド分析

SNSのトレンドを分析し、求職者が関心を持っているテーマを選んでみるのも手です。

・SNSで人気のハッシュタグ、話題をチェック
・求職者の注目を集めているニュースを調査
世の中の動きと、自社の情報をリンクさせたテーマを検討してみましょう。

◆ 競合他社のブログを研究

他社の採用ブログを研究し、参考にしてみると意外な発見があります。

・業界の注目ニュースは?
・自社との差別化ポイントは?
・自社にしかない強みとは?
自社独自の魅力を活かしたコンテンツを考えるためのヒントとして、活用しましょう。

◆ 社内イベントで探す

社内イベントはリアルタイムでの情報発信ができる、絶好のチャンスです。

・内定式、内定者イベント
・社員の歓迎会
・社員旅行
・忘年会
企業理解が深まるよう、会社の雰囲気や社員同士の交流の様子を伝えます。

こうした方法でネタを見つけ、社内全体で採用ブログに取り組む体制を構築できれば、組織全体のエンゲージメント向上にもつながります。

採用ブログを「採用ツール」として強化し、魅力的なコンテンツへと育てていきましょう。

採用につなげる効果的な書き方のコツ

最後に、書き方のポイントについてです。ブログを継続し、採用につなげるには「書き方」にも工夫が求められます。

ターゲット読者を明確にする

まずは「誰に向けて書いているのか」を明確にしましょう。新卒学生なのか、中途採用の経験者なのか、特定の職種なのか。採用したいターゲット層によって、使う言葉・情報は変わります。より的確なメッセージを届けるためにも、大切なことです。

読みやすい文章構成

長文が続くと、読者も疲れてしまいます。特にWeb記事は適度な改行を入れて、短めの段落構成にするだけでも読みやすくなるものです。さらに魅力的なタイトルや見出し、箇条書きを活用し、メリハリをつけて求める情報をピックアップしやすいようにします。

定期的に更新するためにネタのストックを用意

あらかじめ「ネタのストック」があると、定期的な更新も簡単です。社内の出来事や社員の声をメモし、記事のアイデアを集めておくようにすると、繁忙期でも更新を止めずにすみます。画像、動画も同様に集めて管理しておくと便利です。

採用ブログを始めるならば、note proで

これらのポイントを意識しながら採用ブログを運営し、企業の魅力を継続して伝えることで、採用成功へとつながっていくはずです。

有料の法人向け高機能プランnote proならば、社員を巻き込んだ「採用ブログの立ち上げ」も可能。社員個人が執筆したnote記事を、「マガジン機能」を使って自社アカウントに集約すれば、すぐに発信できるようになっています。

事例紹介:株式会社カミナシ

株式会社カミナシでは「情報発信をしたいが、サイトのメンテナンスコストが高い」という悩みを抱えていました。

そこでnote proと、社員の書いたnote記事を組み合わせて新たなメディアでの発信をスタート。会社全体を巻き込んだ取り組みの結果、内定承諾率が大幅にアップしました。採用候補者が面談前にnoteを読み込んでくるようになるなど、選考時の変化が実感できたそうです。

公式サイトでは語りきれないストーリーや、第一線で働く社員の声に対する評価が特に高く、採用の成功にもつながりました。

さらに詳しい事例紹介は、下記よりご覧いただけます。ぜひご活用ください。

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