読者が知りたい「コンテンツ制作の裏側」をまとめてみる
こんにちは。note pro運営事務局です。
note proのサービスが始まって1年が過ぎました。
いち早くnote proを導入していただいた法人のみなさんも、noteの運営をはじめて半年、1年を向かえようとしています。
そのような法人のみなさんにおすすめしているのが、運営してきたことを振り返る記事を書くこと。担当者の工夫や苦労、記事にするまでの道のりなどのストーリー自体をまとめてみませんか? という提案です。
振り返り記事は、長く愛されるコンテンツのタネ
「読者をファンにする自己紹介の書き方」でも、noteの運営をはじめるときに、まずは所信表明を書きましょう、とお伝えしました。
なぜなら誰に、何を伝えようとしているのか、どのような運営方針でnoteをはじめるのかを書いておくと、記事制作に迷ったときに所信表明を読み返すことで、内容がブレにくくなるからです。
紆余曲折の結果どうなったか、1年といわず、3ヶ月、半年などのタイミング、あるいは自社の創立記念日などのアニバーサリーで、当初の気持ちとどう違うかを振り返ってみることは、とても意味のあることです。
続けてよかったこと、悪かったこと。変わらない気持ち、新たな視点……。
奇をてらう必要はありません。事実を淡々とつづるのもよし、キャラクターの持ち味を生かすのもよし、ワイワイとした楽しげな雰囲気を伝えるのもよし。いずれにしても、振り返りから得た気づきが、今後の運営の指針や改善につながります。
また、振り返り記事は普段書いている記事よりも、いつもとは違う幅広い読者に届きます。なぜなら読者は楽しい、役に立つコンテンツだけでなく、コンテンツ制作の裏側にいる、運営者の生の声も聞きたいからです。振り返り記事は、新たな読者や、他社のnote運営担当者との交流を生み出すこともあります。
たとえば、今後につながる振り返り記事として、次のような事例を参考にしてみてはいかがでしょうか?
フィードフォース ——気づきをシェア
noteをスタートしてから半年、というタイミングで振り返り記事を掲載したフィードフォースさん。そもそも「何のためのnoteなのか」から伝えていて、初めて訪れた読者にも親切です。
記事の最後に、運営方針についての社内でのやりとりを、スクリーンショットを貼り付けることで表現しています。これは、運営者が何を考えているかをストレートに伝える方法として、おすすめの工夫のひとつです。
Kaizen Platform ——"変化"を宣言
所信表明にしばられすぎず、note開始2ヶ月あまりでリニューアル宣言をしたKaizen Platformさん。ステートメント(声明)を更新されているのがユニークです。
届ける対象が異なるコンテンツをマガジンで分け、それぞれを専門誌、社内報と分けて表現されているのもよい工夫です。社内での議論の跡がみられる記事です。
アンダーアーマー ——シンプルに伝える
振り返り記事は、長く書く必要はなく、シンプルに想いをまとめるだけでもOKです。アンダーアーマーさんは、マガジンを目的別に定め一覧できる場所として振り返り記事を載せていますが、これだけでも、読者にこれからやろうとしていることを説明する、意味のある内容です。
記事中、「できていないこと」に触れていますが、こうしたカタチで、運営者の顔が見えるような表現は、読者の共感を得やすいでしょう。
そのほか、「法人のnote活用事例まとめ」も、ぜひ参考にしてください。
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