noteの投稿をまとめてメディアにしよう(マガジン機能を使いこなす)
こんにちは。note pro運営事務局です。
皆さんはnoteの「マガジン」という機能は利用していますか? マガジンとは、簡単にいえば「いくつかのnoteをひとつのページにまとめる」ことができる機能です。
たとえば、SportifyやApple Musicなどのサービスで、自分のお気に入り曲をまとめたプレイリストをつくるように、noteをかんたんにさくっとまとめられるのがマガジンです。何度も読み返したいお気に入りのnoteや、自分の記事の中でよく読まれた記事などを、かんたんにまとめることができるのです。
さらに、マガジンの目的を明確にすれば、対象読者の目にとまりやすくなったり、読者との交流を生み出すといった使いこなしも可能です。
記事を目的別にまとめて、読者との交流をスムーズに
法人のnoteでは、同じアカウントの中に、自社製品の導入事例(営業目的)と、社員紹介(採用目的)の記事が混在しているケースが多くみられます。このように、対象となる読み手が明確に異なる場合、それぞれの目的に沿った記事をマガジンにまとめることをおすすめします。そうすることで、たとえば採用目的で読者と連絡をとるときに、社員紹介(採用目的)のマガジンのURLを伝える、という使い方ができます。
また自社以外のアカウントで、自社について書かれているnoteを見つけてまとめることも可能です。あたかも、リスナーから寄せられたハガキを、DJが紹介していくかのように、あたたかな交流を生み出すことにつながりやすくなります。
このように、さまざまな使い方のできるマガジン機能を、読者との交流を目的としてうまく活用している法人事例を2つ紹介します。
キリンビール 「ご紹介いただきありがとうございます」
「これからの乾杯」を一緒に考える場としてスタートしたキリンビール公式noteが、またひとつ賑わいを生み出しています。このマガジンでは、キリンビール公式noteのコンテンツをご紹介したnoteをセレクトしています。
掲載したnoteへの感想をまとめるだけでなく、自社製品(ビール)を飲んだ方の感想や、ハッシュタグ企画などの取り組みへの所感など、幅広くセレクトしていて、書き手と読み手のあたたかな関係づくりをうまく進めています。
なお、記事がマガジンに追加されると、noteの通知で「(セレクトした人)が(マガジン名)に追加しました」というメッセージが、記事にした人に届きます。この場合は、「キリンビールがご紹介いただきありがとうございますに追加しました」というメッセージが、記事にした読者に届くというわけです。キリンビールさんは、こうした通知を想定したマガジン名にしているあたりも気が効いていて、さすがです。
ムーPLUS 「note民のムー」
世界の謎と不思議にせまるムーPLUSさんも、note上のムーにまつわるさまざまな声をまとめるマガジンを運用されています。マガジンの説明にはこのように書かれています。
ムーについての感想、思い出、噂なんかをエゴサしてまとめ、ムーが承認欲求を満たすマガジンです。 #ムー #月刊ムー #ムー民 など。
このように、なぜ自社に対するコメントをまとめてマガジンにするのかを読者に伝えることは、大事なポイントです。自社のことやサービスについて書いてもらうことを、選者はどういう感情で向き合っているのか、きちんと目を通しているのか、などを丁寧に伝えると、そのマガジンがより豊かな場になりやすいと感じます。
また、ムーPLUSさんのような個性的なコンテンツに集う読者なら、マガジンの説明に「ムーが承認欲求を満たすマガジンです。」とあれば、思わずニヤリとするでしょう。このように、読者のツボをついたテーマのマガジンをつくることも、読者とのエンゲージメントを育むポイントになるでしょう。
ここで紹介したようなマガジン機能での読者の交流は、なかなかハードルが高いかもしれませんが、コツコツと積み上げた記事がいずれ読者とのつながりをより強いものに変えてくれます。ぜひトライしてみてください。
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