オープン社内報で社内とも社外とも広くつながる
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オープン社内報で社内とも社外とも広くつながる

noteでは、「オンライン発信のノウハウがない」「運用を続けられる自信がない」という方々に向けて、note株式会社の高越温子さんをモデレーターとした「note pro活用企業が語る 発信はじめの一歩」というインタビューシリーズを毎月開催しています。note proを導入して自社メディアのファンづくりに成功している企業の方々にご登壇いただき、 note proを選んだ理由や発信のコツなどをお話しいただきます。

6月28日(月)に開催された第2回目の登壇者は、株式会社ビザスクの小川晶子さん。note proでのオープン社内報「ビザスクエア」の編集長として運営を担当する小川さんに、note pro導入の経緯や、運営にあたって大事にされていることなどについておうかがいしました。

登壇者プロフィール

01_小川さんプロフィール写真

小川 晶子(おがわ あきこ)さん
株式会社ビザスク CEO室PRマネージャー

上智大学卒業後、新卒で国際産業見本市主催企業に入社。出展サポートと展示会広報に従事したあと、広告代理店でのキャスティング業務、子育て情報メディアの編集等を経て、2018年8月に広報担当としてビザスクに入社。社外広報を中心に携わり、2020年3月のマザーズ上場において上場広報も経験。また、2019年8月には組織拡大期における社内の相互理解とコミュニケーション活性化を目的に、note proにてオープン社内報「ビザスクエア」を立ち上げ、編集長に就任。
SNS:TwitterFacebook
note :ビザスク オープン社内報「ビザスクエア」

株式会社ビザスク
ビジネス領域特化の日本最大級のナレッジプラットフォーム 「ビザスク」 「ビザスクlite」の運営、新規事業創出 / 組織開発に関するコンサルティングを行う。

noteは広がりが生まれるオープンな場所

ービザスクさんは、2019年8月にnote proで「ビザスクエア」を開始されました。どのようなきっかけで発信をはじめられたのでしょうか?

当時はチームの人数が80名を超え、もうすぐ100名になろうとしている時期でした。そのぐらいの規模になると、新しく入社したひとと話したことがないとか、だれがどんな仕事をしているのかわからないというようなことも出てきます。直接話してみたくても声をかけるのはちょっと勇気がいるというときに、ビザスクのなかのひとたちがお互いのことを知れる場所をつくることで、会話のきっかけが生まれつながりが生まれるといいなと思いました。

また、もっと広く社外のひとにもビザスクのひとを通じてビザスクを知ってほしいと思い、閉じた状態でやるのではなくオープン社内報にしました。

02_社内報をオープンにした理由

ーオープン社内報もさまざまな展開の手段があったかと思いますが、そのなかでnote proを採用された理由を教えていただけますか?

広がりが生まれそうな場所で運営したかったからnoteを選びました。自社サイト内でコンテンツを持つことも検討したのですが、ビジネスでもプライベートでもつかわれているnoteのほうが、予想外のつながりや広まりが生まれそうだと思ったんです。

メディア名も編集部メンバーも公募で決定

ービザスクエアを運営するにあたり、まず最初にやられたことは?

「オウンドメディアをはじめます」と全社会議で周知した際に、メディア名を社内公募しました。メディア名は大事なので、みんなで決めたいなと。すると100以上もの案が集まったんです。そのなかから10案程度に絞り、最終的には全社投票で「ビザスクエア」に決定しました。

03_はじめに取り組んだこと

編集部のメンバーも公募で決めています。通常の業務と並行して編集に協力してもらうことになるので結構忙しいんですが、直近の募集には10名以上もの応募があって、驚きましたしうれしかったですね。そのなかからチームや職種が異なる2名を選出しています。「編集する」ことにより生まれる社内交流も多くの社員にたのしんでほしいと思っているので、編集部のメンバーは定期的に交代してもらっています。できるだけ偏りが出ないように組成していて、今期は新卒2年目メンバーとデザイナーの2名が協力してくれています。

ライター=全社員、ネタは自薦・他薦あり

ー編集体制としては、ライターは全社員で担当されているそうですね。

はい。みなさん通常の業務で忙しいのですが、「そのなかの少しの時間をビザスクエアにください」と伝えていて、快く協力してもらえています。それによって社内にもすてきな仲間がふえ、社外のすてきな仲間がふえるきっかけになるかもしれないので、「全社員がライター」ということはビザスクエアをスタートするときに強調しました。

04_編集体制の作り方

ネタは社員から応募ができる仕組みをとっています。同期愛を育んでいる中途入社の5人を紹介した『つなぐのは知見だけじゃない。ビザスクがつないだ中途同期5人の絆』という記事があるのですが、こちらは自薦で応募してくれました。編集部のなかからはなかなかこういうアイデアは生まれないと思いますし、本当にありがたいなと。彼ら自身が自分たちの仲の良さ、その絆が生まれた組織について伝えたいと思って発信してくれたというのがすごくよかったと思います。

ーこちらの記事は私も読ませていただいたのですが、中途でこんなに仲良くなれるんだなという感じが伝わってくる内容でした。自薦以外に他薦もあるんですね。

はい。たとえば、ITチームの水戸守という社員が自らのF1愛について書いた『たまには仕事以外の話をしよう。#4〜ITチームみともりがF1への愛を叫ぶ〜』は他薦の記事です。これは全然違うチームの社員が、「どうやら水戸守さんがF1めちゃくちゃ好きらしい。それについて自分が知りたいから記事を書いてほしい」と応募してくれたんです。この応募があるまで、私自身も水戸守さんがF1好きだなんて知らなくて。他薦でこういう情報を教えてもらえると、そのひとの新たな一面を知るきっかけになりますよね。ビザスクエアをはじめた理由が社内に浸透してる! と思って、応募を見たときめちゃくちゃうれしかったのを覚えています。

記事のタイトルは書き手以外のひとがつける

ーなるほど。ほかに編集にあたって大事にされていることはありますか?

3つあって、1つ目は「編集しすぎない」こと。最低限の文法的なことなどは相談して整えさせてもらいますが、基本的には書いていただいた原稿をそのまま掲載しています。そのひとの書きぶりからキャラクターが見えるといいなと思っているんです。

05_大事にしていること

2つ目は「タイトルはみんなで決める」こと。昨年の4月にnoteさんと一緒に開催したセミナー「プロから学ぶライティング講座」で、講師の方が「記事のタイトルは書き手以外のひとがつけたほうが客観的に伝わる」とおっしゃっていて、ハッとしたんです。確かに、書き手がつけるとどうしても記事を要約したようなタイトルになりがちだなと。パッと見たひとに「なんか気になる、クリックしてみよう」と思わせるには、書き手以外のひとがザッと記事を読んでポンと出てきたタイトルにしたほうがいいんじゃないかと思いました。

それ以来、編集部内で毎回公開前に「タイトル大喜利」をやっています。みんなでバーッと記事を読んで、タイトル案をSlackでポンポン投げていくんです。複数のタイトル案を組み合わせることもあれば、1人から冴えてる案が出て即決することもありますね。

3つ目は「広める努力は全員で」。これはビザスクのVALUEの1つなんですが、記事を書いたひとや編集部員だけじゃなく、ビザスクのメンバーみんなで仲間のコンテンツを広めていこうと。それによりビザスクが広く認知され、サービスのユーザーになってくれるひとや、ビザスクに入社したいと思ってくれるひとがふえたりなど、いろいろなつながりになればいいなと思います。

note proの記事を見た他媒体から声がかかった

ーありがとうございます。いろいろな取り組みをされて、実際にどういった効果が出てきているかについても教えてください。

社内コミュニケーションが活性化しました。たとえば『たまには仕事以外の話をしよう。#3 ~フジロックへの愛を叫ぶ~』という、音楽好きの社員がフジロックへの愛を語った記事が出たとき、社内の音楽好き、フェス好きなひとたちSlackでさまざまなコメントが寄せられたんです。そこから部活として「フェス部」が発足して。ほかにもいろいろな部活ができて、結構活発になっています。

採用においても、直近の社内アンケートによると「入社前にビザスクエアを見た」というひとが100%になりました。「ビザスクエアを見たことで入社への不安が薄れた」といったコメントもあるのはうれしいですね。

06_感じている効果

また、ビザスクエアの記事がきっかけで他媒体への掲載が決まったりと、PR観点でも効果が生まれています。『福利厚生の「家事代行無料利用制度」の利用状況を調べてみました!』という記事を見たDIMEの編集部の方からご連絡をいただき、DIMEに記事を掲載していただきました。ビザスクエアの記事で載せたグラフなどもそのまま引用してくださって、リンク元にもビザスクエアを入れていただいて。こんな派生もあるのかとびっくりしました。

社内報を運営していくのはすごく大変ですし、「ネタがない」と頭を抱えることも多いですが、予想外の波及効果や社内外のつながりが生まれるきっかけになっているのを感じると、これからも頑張っていきたいと思います。ほかの企業さんのnote proの記事もいろいろ拝見して、これからさらにつながりが生まれるオープン社内報に育てていきたいなと思っています。

ー当社としても私個人としても、今後のビザスクさんの発信をたのしみにしています。本日はありがとうございました。

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第3回目の「note pro活用企業が語る 発信はじめの一歩」は、7月28日(水)15時から開催いたします。「仲間と働き方を伝える採用広報」をテーマに、GMOアドパートナーズ株式会社の村田梨香さんがご登壇予定です。ぜひご参加ください。


今日も楽しいnoteライフを✨
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