noteを書くうえで参考になる、法人のnote活用例ピックアップ(11/13-11/19)
こんにちは。note pro運営事務局です。
note proクリエイターによって書かれた記事のうち、みなさんに広く読んでもらいたいものを中心にセレクトする「おすすめnote proコンテンツ」というマガジンがあります。
この記事ではマガジンに収録された中から、note pro運営事務局がとくにおすすめしたい記事をピックアップして、noteを書くうえでのコツを紹介します。
さて、今回はカスタマーサクセス担当の水野がお届けします。
初見の方を意識した書き出しをこころがけよう
noteは、SNSとの相性がよく、自社のことを知らない方にコンテンツが届きやすいプラットフォームです。なので、初見の方を意識した「書きはじめの文章」がとても大切です。いくつかの記事から、紹介します。
書き出しの箇所で、読み手へ問題を提起する
Wellnessさんのこの記事は、タイトルもとてもよいですし、以下の箇所が秀逸です。
しかし、一体どんな人に、そもそも何故パーソナルドクターが必要なんでしょうか?
このように、書き出しの箇所で、読み手へ問題を提起することは有効です。いつでも自由に読むことのできるウェブ上のテキストコンテンツではありますが、一方通行のコミュニケーションをするつもりはない、という意思表明でもあります。
今回の記事では、パーソナルドクターを特に持つべき人の特徴とその理由についてお話します。
このあとの文章で書かれていることを一文で示すのも、大切です。なるべく早い段階でコンテンツの全容を示すことは、読み手の時間をむやみに奪うつもりがないことの表明でもあります。こうした読者への誠実な姿勢を続けることで、発信者への信用が積み重なっていくはずです。
明確に伝えたいことがある場合、早めにそれを示す
マネーフォワードさんのマガジンから、この記事をセレクトしました。挨拶もそこそこに、記事の本題へ切り込む次のような表現があります。
早速ですが、LTVってご存知ですか? SaaSやアプリビジネス、広告に詳しい方には愚問かもしれません。『ライフ・タイム・バリュー』=『顧客生涯価値』の略称です。
記事の種類にもよりますが、明確に伝えたいことがある場合、いきなりテーマに触れるべきだと考えます。ウェブコンテンツに触れるときに、自分と関係あるものか、読むべきかどうかを瞬時に判断していると思います。
まさにこのnoteの記事でも、各記事を紹介するエリアには、画像とタイトル、そして文章の書き出しが表示されています。つまり、冒頭のテキストは、見知らぬ読者へ入り口の役割を果たしているということです。TwitterなどのSNSや検索エンジンのページでも同様です。
なので、記事の本題を早々に示すことは有効だと考えます。この記事では、そのあとにこう続きます。
でも『ライフ・タイム・バリュー』とはなにか、本当に理解して説明できますか?
いちど呼びかけて、何が書かれているかを示し読者を安心させたのち、たたみかけるように、この記事で扱っている本当のテーマを具体的に示しています。その記事で本当に伝えたいことはなにか、を早めに提示することは、納得のいく読後感を生むためのコツだと考えます。
ターゲットの明示をすることで、読み手の期待値を調整する
トライバルメディアハウスさんの記事では、どういう方に届けたいかが書かれています。
いままさに公式アカウントの運用に悩んでいる方、現時点では問題なく運用できているけれど今後のことも考えたい方、どちらにもオススメの内容ですので、ぜひご覧ください。
届けるコンテンツごとに、特に誰に読んでほしいかを考えぬくことは大切です。この記事のように、冒頭の箇所でターゲットを明示することで、読み手の期待値を調整することができます。自分には関係のない話題であると読者に気づかせることも、ひいてはアカウントへの信頼につながると考えます。
同様に、noteアカウント全体をどういう方針で運用するかを、所信表明の形式で書くことも有用です。法人noteの自己紹介記事のみをまとめたページはこちらです。
執筆するまでのコンテクスト(文脈)を示す
ベーシックさんのマガジンから、こちらの記事をセレクトしました。冒頭で、この記事を書く動機の部分が示されています。
前回、BtoBマーケティングを取り巻く環境の変化とともに、「セールスのあり方の変遷」についてまとめてみたところ、予想より多くの反響をいただきました。
執筆するまでのコンテクスト(文脈)を示すことで、読者に大きな流れを伝えることができています。あるテーマについて、すでに一定の反響があったことを示すのは読み手の理解をたすけることになるため、おすすめです。
他にも紹介したい記事がたくさんありましたが、以上です。これまでの紹介記事は以下のマガジンにまとめています。合わせてお読みください。
引き続き、みなさんの素敵なnoteをお待ちしています。
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