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「心を動かす法人note」を、note proカスタマーサクセスメンバーが愛をこめてご紹介!大盛況のラジオイベントレポート

noteでは、note pro3周年を記念して、4月23日、特別イベントを開催しました。題して、「心を動かす法人noteのつくり方・明日から活かせる厳選12記事を徹底解説」ーーnote proを使う法人を対象としたオンラインミーティングで、107人の方が参加した賑やかな会となりました。

最近のnoteの中でも、法人が発信したコンテンツに絞り、特に読者に好まれた記事の魅力を深掘りして紹介する趣向です。日々、法人クリエイターさんの記事を読み漁っているnote proカスタマーサクセスチームの4名が、独自の視点で記事を選出し解説しました。

みなさんの記事の魅力を整理して、この4つの視点でご紹介させていただきました。

1.仕事をする上で自分しか語れないコツやノウハウをまとめてみる
2.市場そのものの認知や価値を高める第一人者として発信してみる
3.自社にしかない取り組みや資産を特別に一般公開してみる
4.社内の人の哲学をとことん紹介してみる

今回は、12本の記事を厳選。書き手のご紹介や、各記事の魅力がどう生まれているかの考察は、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご参照ください!

イベントは、まずはnote proカスタマーサクセスチームのメンバーの自己紹介からスタート!

当日は、4人それぞれがお気に入りnoteを褒めあい、感想を語りあうラジオ形式。MC漆畑の進行でお届けしました。

1. 仕事をする上で自分しか語れないコツやノウハウをまとめてみる

トップバッターの八木がご紹介したのは、Canvaさん愛媛県東温市さん、それぞれのnoteです。まったく異なるジャンルの二者ですが、共通する読者に好まれるポイントは、「中の人ならではの視点や、実際に体験した人の視点が入ったノウハウまとめ」に仕立てていること。

Canvaさんの記事の中では「【やってみた】Canva中の人が「メルカリ背景あり/なし どっちが売れるか比較テスト! feat.Canva」をリアルにレポート!」を取り上げさせていただきました。
自社サービスをフル活用して実験をしてみたら、想定通りの結果が出なくててんやわんや!という内容。オープンな社内議論の様子や、予想外な結果もそのまま語る赤裸々さが、八木のお気に入りポイントです。参加者の方からは「Canvaさんのこの記事で、メルカリの写真の撮り方変えました!」という声も!Canvaご担当者、植山さんも、とても喜んでいらっしゃるご様子でした。

一方で愛媛県東温市さんの発信は、地道に更新し続けたSNSの記事「【自治体SNS担当者】SNS爆更新したら1年間で1,000人以上フォロワー増えました」です。「こんなSNS担当者さまがいらっしゃる地域にお住まいの方が羨ましくなるようなnote。他自治体の広報担当の方が応用できるように、知見をシェアしていく姿勢も魅力的です」(八木)。

東温市noteのご担当者、池川さんからは「今は(Instagramのフォロワーが)5,000人超えました!東温市インスタぜひご覧ください〜!@toon_city です!」というコメントが。紹介した八木も「伸びがすごい!」と、その場で驚きを隠せませんでした。

このパートは、司会の漆畑が下記のようにまとめ、締めくくりました。

2. 市場そのものの認知や価値を高める第一人者として発信してみる

次に八木がご紹介するのは、ものづくり新聞(パブリカ)さんLINE CREATIVE CENTERさんです!

「ものづくり新聞」というメディアをnoteで展開するパブリカさんは、製造業の現場や人にフォーカスを当てた、臨場感あふれる記事が魅力です。その中から八木がイチオシとしてご紹介したのは、「【B2C企画】アイデアで生まれたカバの妖精 目標は町工場発のライフスタイルブランドになること」。
この記事の、当事者の苦難も含んだ等身大のストーリーを読んだ八木も「とても勇気をもらいました」と、ものづくり新聞さんの虜になっていました。

LINE CREATIVE CENTERさん「自信がないデザイナーが自信を持つためのデザイン術」は、自社のサービスだけではなく、業界そのものに光を当てる視野の広いnoteです。
「ご自身の視点と言葉でつづられた記事で、書いた方の人格や想いが伝わってきます。仕事に対する向き合い方や考え方がとても素敵だなぁと思って、私もすぐにスキをつけてしまいました!」(八木)。

イベント中、パブリカの井上さんからは「ご紹介ありがとうございます! 当初は製造業の方をメインターゲットとしていたのですが、note内での読み手が増えたり、いろいろな業界の方に読んでいただいています!」というコメントもいただきました!

このパートのポイントは、漆畑が以下の2つにまとめました。

3. 自社にしかない取り組みや資産を特別に一般公開してみる

次に、連綿と続いてきた会社の歴史や、舞台裏を知るメンバーの語りを紹介するタイプの記事です。野口が、カルビーさん白岳しろ(高橋酒造)さんモリサワさん太田記念美術館さんの4法人をご紹介!

カルビーさんからは、企業理念を作った当時の担当者、また、その想いを引き継ぎ理念のリファインに関わった社員の方々の想いを語った「カルビーの存在意義とは? 企業理念に込められた想いから、その問いに迫る」をピックアップ。
イベントに参加したカルビーの深谷さんからは「(この記事の担当者は)書くために、倉庫をひっくり返して過去の資料を探した」とのコメントもいただき、野口含めメンバー一同脱帽の思いでした。他の参加者さんからも「スキしちゃいました!フォローもさせていただきまっす」と、このイベント中にもファンが増えていっていました。

本格米焼酎、白岳しろさんのnoteでは、「白岳しろ」の紙パックと、地元サッカーチーム「ロアッソ熊本」の熱くも微笑ましいつながりを描いた「ロアッソ熊本を支えた「白岳パックハリセン」の伝道師が語る、1本のハリセンが起こした大きなうねりとサポーターたちの深い絆について」をご紹介。
お酒好きな野口は、思わず前のめりになりつつ「直接的な製品訴求ではなく、企業と地域との関係性や、チームサポーターの商品への愛着が温度感高く伝わってくる、すてきな記事!」と絶賛でした。

デジタルフォントメーカーのモリサワさんからは、フォントを作るデザイナーさんとエンジニアさんに、制作のこだわりと情熱を聞いた記事「デザイナーとエンジニアの綿密な連携で実現。流れるように文字がつながる筆書体「澄月」【2021年新書体】」をピックアップしました。
「モリサワの職人さんたちの開発秘話を読むと、普段ふれている文字への印象がすごく変わるし、使うことへの愛着もより湧きました」(野口)

太田記念美術館さんのnoteは、所蔵の浮世絵(約1万5,000点!)を、世の中のトレンドに合わせた独自視点で紹介するところが斬新です。今回野口がご紹介した「江戸時代のスイカはどのようにカットしていたのかというお話」も、スイカのカット方法がテレビで話題になったタイミングに合わせて書かれた記事でした。

このパートはこのようにまとめてみました。

4. 社内の人の哲学をとことん紹介してみる

最後は新村が、社員一人ひとりの哲学や人生観をつづって共感を生んでいる、森ビルさんユニークワンさんシナネンホールディングスさんADKクリエイティブ・ワンさんをご紹介します!

森ビルさんからは「面白い!』と思うことに素直になる。誰もが『突出する自由』を持つ社会へ」をピックアップ。
このインタビュー記事は、六本木ヒルズの開業に携わった一人の社員の方にフォーカスしています。この方の会社でのお仕事の様子だけでなく、独自の人生観や、幼少期からの姿を掘りさげていくことで、都市づくりへの向き合い方や姿勢までが伝わってくるところがこの記事の魅力だと、新村がご紹介しました。

ユニークワンさんは新潟のインターネット広告会社ですが、採用活動で出会う応募者に向けて、ある社員さんの入社までのキャリアや経験を丁寧に描いた「大手企業からスタートアップまで経験した4年半。東京で感じた「地方コンプレックス」がUターンを後押しした」がおすすめ!
「採用を一つの点として捉えず、長い人生の一場面という視点で捉えていてすてきに感じました」(新村)

エネルギー事業を営むシナネンホールディングスさんからは、note運営を8ヶ月やってみての振り返り記事「企業公式なんて読まれない…』で諦めてどうする!? 知名度イマイチな老舗企業がnote始めたら意外と読まれた」をご紹介。執筆者の率直な言葉で語られているからこそ、共感できる部分が多く、新村のお気に入りの一作でした。

ラストに「記事に没入して、最後まで一気に読み込んでしまった」と新村がご紹介したのは、ADKクリエイティブ・ワンさんの記事「神童ばかりの広告クリエイティブの世界で、神童ではなかったじぶんは、かんがえた。」です。読了後に、この記事の主人公がどんな想いで作品に携わる方なのかを深く知ることができる、贅沢な読書時間をもらえるnoteでした。

法人としての発信であっても、社員それぞれの人物像を描いたり、人生観にフォーカスしたコンテンツが、noteでは読まれやすい傾向があります。企業は個人一人ひとりの集合体。彼らの「今この時」のみに焦点を当てるのではなく、「過去-現在-未来」を歩む実体として記事に登場してもらうのが、人気の秘訣かもしれません。

ポイントは下記の2つです。

まとめ

当日の参加数は107人で、平均視聴時間も60分中50分と、参加してくださったみなさまの熱を、PCの画面越しにも感じられるイベントとなりました。

開催中のチャット内や、イベント後のアンケートでも、嬉しいお声を多数いただき、登壇したカスタマーサクセスメンバーも感無量。とても嬉しかったので、ほんの一部ですがここに載せさせていただきます。

「めちゃくちゃ嬉しいですー!ありがとうございます!!いぇーい!!!」

「対話形式で聞きやすくとても面白かったです。ありがとうございました!」

「SNS・オウンドメディア運用はどうしてもネタ不足に陥りがちですが、本日のお話をもとに新たな記事ネタを考えてみたいと思います。」

「シネナンホールディングスさんの記事が、紹介されたもの以外もステキで、知名度が低く読まれづらい業種でもこれだけやれるんだ、と勇気をもらえました。がんばろう。」

「とっても聴きやすく、自分だったら「こんなふうに使えるかも」「こんな記事が書けるかな」なんて考えながら楽しめました。」

「今回の企画、気楽に参加出来てよかったです。こうして事例をたくさん見られると、マネしたいところが何かしら見つけられます」

「様々な工夫されたnoteを知ることが出来てよかったです。他の会社さんのエッセンスは色々と吸収いたしましたので、次の記事からどんどん反映していければと思います。」

今回のイベントに登壇した漆畑・八木・野口・新村は、note proご活用中のみなさまとの個別ミーティングでも、さまざまお話をさせていただいています。「もっと他社事例を知りたいな」「自社の魅力をnoteで表現するにはどうしたらいいだろう」などお悩みのご担当者さまは、ぜひお気軽にミーティングをお申し込みくださいね。

note proではこのような企画を今後もやっていく予定です!


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