
【note pro導入事例】わずか2ヶ月でPV数が10倍増。「スキ」数は2.5倍増に!
note pro導入の背景
課題
・会社の知名度を高め、優秀な人材採用につなげたい
・「社内報」などのツールがなく社内全体での情報共有が難しい状態だった
・組織体制の変化により、社長の経営方針を浸透させる必要があった
note pro導入の決め手
・詳細な分析が可能になり、より効果的な対策が打てるようになる
効果
・導入からわずか2ヶ月でPV数が10倍に増加
・平均「スキ」数は2.5倍に増加
・メディアから複数の取材依頼が寄せられ、ブランド力向上に貢献
・社員同士の理解が深まり、組織内のコミュニケーションが活性化
note proを導入した「株式会社山口製作所」
採用広報や社内報など、さまざまな用途で活用されているnote pro。法人企業が情報発信をする上で必要な機能が盛り込まれており、すぐにオウンドメディア立ち上げ・運用がスタートできるサービスとなっています。
今回は、新たにnote proを導入し始めた株式会社山口製作所を取材しました。
株式会社山口製作所は国内外に13拠点を展開し、自動車部品を製造・販売しています。1950年の創業以来、地域に根差した“モノづくり企業”として成長を続けてきた老舗メーカーです。
2024年9月にnote proへ切り替えたところ、PV数が10倍に急増。「スキ」数も平均2.5倍に増えています。こうした脅威的な伸び率の背景には、どのような工夫があったのでしょうか。同社で営業事務 兼 広報を担当している山下真奈さんに、話を聞きました。
「社内エンゲージメント」と「会社の知名度」に向き合う
──note proを導入する前は、どのような課題をお持ちだったのですか?
当時は、主に2つの課題に直面していました。
1つ目は「会社の知名度向上」です。その目的は「採用」にあります。今後の企業成長を考えると、優秀な人材採用の強化は必須です。これまでは沼津市内の高校生を新卒採用することが多かったのですが、全国から人材が集まるような企業にするためにも、採用広報に力を入れたいと思っていました。
2つ目は「社内エンゲージメントの向上」です。2023年12月に社長が交代し、前の社長とはまったく異なるタイプの現社長が就任しました。海外経験が豊富で、社員からの積極的な提案を歓迎する新社長に対し、現場からは『新しい方針に対してどのように向き合うべきか戸惑う声』も聞かれました。

より詳細な効果分析を求めてnote pro導入へ
──広報担当として、どのようなアプローチから始めたのですか?
私が山口製作所初の「広報」として入社し、まずは同期と2名でチームを立ち上げました。最初はInstagramの公式アカウント開設からスタートし、その後noteのアカウントを開設。はじめは、『オープン社内報』をテーマに、社内の改革の様子を中心に記事を作成し、定期的な運用を目指していくことになりました。
しかし、社内の改革の様子を発信するだけでは、プロジェクトの内容を社内で浸透させることはできても、社外でのPVを増やすことが難しいことがわかりました。そこで、もっと社員を巻き込む形にしようと考え、『インタビュー』を投稿することに決めました。インタビュー記事は、『インタビュー対象者も、その家族も、読んで嬉しいインタビュー記事』というテーマで、一番大切にしたのは、インタビューを受けてくれた社員さん自身が喜んでくれるような内容を目指すことでした。
──そうした状況からnoteの法人向け高機能プランnote proを導入した決め手は何だったのでしょうか?
「分析が難しく、PDCAサイクルが回しにくい」と感じ始めたことが、note pro導入の決め手につながりました。
やはり具体的な数字で効果分析ができなければ、対策も取りにくく、継続しにくくなってしまいます。前職ではSNSマーケティング業務を行っており、Instagramのリーチ数やインプレッション数を分析する仕事をしていたため、具体的な数字を参考にしながら対応していきたいとの思いもありました。
また、社長や社員のインタビュー記事を出すからこそ、インタビュー対象者には、定性的な感想だけでなく、記事を通じて得られた定量的な成果もお伝えしたいと考えていました。
社員の人柄を引き出すインタビュー記事を作りたい
──インタビュー記事を作成する際に、工夫されているポイントはありますか?
「その人の魅力」が伝わるような記事作成を心がけています。インタビューには90分以上かけてじっくりとお話を伺いますし、普段のおしゃべりと同じようにリラックスしていただけるように意識しています。
記事で紹介された社員を知らない方が読んでも「どんな人柄なのか」「どういう口調で話してくれたのか」が伝わってくる文章にしたいと思っています。
──note proでは「カスタマーサクセス」によるサポートを受けることができます。運用にあたり、どのようなやり取りをされましたか?
日頃からたくさんアドバイスをいただき、非常に助かっていますね。記事に取り上げるテーマについて相談した際にも、他社の事例や他のテーマ案についてご提案いただき、とても参考になりました。
例えば最近も「全国の学生に興味を持ってもらえる記事を書きたい」と話をしたのですが、すぐに「山下さんが沼津で働いてみて感じた体験談を、ぜひ発信しては?」と言われてハッとしました。
このように、私1人ではモヤモヤするばかりでアイデアが浮かばないことも、プロに相談して解決の道が開けるのですごくありがたいんです。
「効果分析をするためには、記事テーマ別に目標を立てると良い」など、改善策もふまえた運用サポートもしてくれています。今ではターゲット層に向けて、確実に情報を届けられている手応えを感じることができるようになり、安心した運用体制が構築できました。

予想外の成果とともに、社内にも少しずつ変化の兆しが
──note pro導入後の成果について、改めて教えてください。
7月の段階で240PVだった記事が、note proに切り替えた9月には2,400PVへ増加しました。
(※PVはすべての記事を含めた1ヶ月単位の数値)
さらに各記事ごとの平均「スキ」数も2.5倍に増えました。予想以上の伸び率に驚きましたね。
特に「社長インタビュー」と「ベテラン社員インタビュー」の2つの記事が注目を集め、社内だけでなく、社外の関係者の方々からも好評でした。
社長は沼津出身で、グローバルな経歴を持つユニークな人材。一方でベテラン社員は、勤続表彰をされるほど当社に長年貢献している職人気質な人材です。多様な人材が活躍している組織の魅力を、飾らない言葉でストレートに伝えたことが、良かったのではないでしょうか。
その結果、当初の課題としていた「社内エンゲージメントの向上」について、変化を感じられるようになりました。「広報」というポジションを社員全員が認識してくれるようになり、写真撮影やインタビューの依頼にも快く応えてくださるようになりました。また、社内プロジェクトに対する理解も深まったように感じます。
──もう1つの課題である「知名度」についてはいかがですか?
採用広報としての成果は、少しずつ出始めてきています。面接に臨む候補者のほとんどが、noteの記事を読んでから参加してくださっています。内定承諾率も上がってきていますし、これからも人事担当と連携してさらに知名度向上に貢献していこうと考えています。
──他にも、思いがけない反響などはありましたか?
予想外だったのは、外部から取材の問い合わせがあったことです。中日新聞をはじめ、Webサイト運営会社や絵本の出版社などからも取材依頼が寄せられました。
さらに、中日新聞に掲載された記事を取引先の方が読んでくださり、「見ましたよ」と連絡をいただくこともあり、とても嬉しい気持ちになりました。この経験を通じて、社内のエンゲージメントや採用だけでなく、BtoBにも効果を生み出す広報活動を目指していきたいと強く感じました。

AIを活用しながら大切にしていきたい「人にしか出せない魅力」
──note pro導入からわずか2ヶ月という短期間で成果が出せたのは、なぜだと思いますか?
やはりnote proに搭載されている機能を活用できたことが、大きかったのではないでしょうか。特に「AI執筆サポート」による文字起こし・記事執筆を活用し、負担軽減につなげていました。
中でも文字起こし機能は、かなり重宝しています。インタビュー中に聞き取れなかった言葉もきちんと文字起こしされますし、見出しごとに段落分かれて出力されるため、構成もしやすいです。
導入前は文字起こしだけでも2日はかかっていましたが、今では初稿作成までトータル4時間で完成させています。クオリティにも大きな差はありません。
もちろん最後は私が記事を読み直し、インタビューをした人の個性が尊重できているかをチェックします。
月2〜3本ペースの安定した投稿が継続できているのも、短期間での成果につながっているでしょう。
──最後に、今後の展望について教えてください。
今は「100スキ」を目標に、定期的に記事を発信しています。同じ静岡県のメーカーである株式会社イシダテックさんのように、分かりやすく親しみやすい記事を目指したいですね。
当社は海外拠点もありますので、全拠点の社員インタビューも実現したいと考えています。グループ全体の社員エンゲージメント向上に貢献できる取り組みや、採用広報にも引き続きチャレンジしたいです。「noteを見て、魅力的な会社だと感じました」という人材が採用できれば最高ですね。
山口製作所の魅力は「人」。これからもその魅力を、ありのままに伝えていこうと思います。
まとめ
「その人らしさを引き出すインタビュー記事」を取材・作成し、成功させた山口製作所。リラックスできる話しやすい雰囲気を作り、少しずつ信頼を積み重ねていく方法は、インタビュー記事を導入予定の企業様にも参考になると思います。
インタビュー記事を簡単に作れる「AI執筆サポート機能」は現在のところ、note proをご契約いただくと追加費用なく何度でもご利用いただけます。
また積極的に記事を発信することで、当初は想定していなかった「企業広報」の役割も果たすことができました。note proの導入が、新たな可能性を拓いた事例にもなっています。
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