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note pro運営がすてきと感じた法人noteまとめ

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note pro運営チームが読んで、note proを利用するみなさんにもぜひおすすめしたいと思った、すてきな法人noteを集めたマガジンです。自社ならではの独自性をもちながら、… もっと読む
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#書体

書体のプロフィール大公開!「プフ」シリーズのデザインの秘密

2022年のリリースから好評いただいている「プフ」シリーズ。2023年も新たに2書体がシリーズに仲間入りします! 今回は担当デザイナーを交えて「プフ」シリーズについて語っていきたいと思います。 ラインナップ紹介「プフ」シリーズは、統一しすぎない自由な字形と小さめの字面が特徴のデザイン書体ラインナップです。 「プフ ホリデー」「プフ ポッケ」「プフ マーチ」「プフ ピクニック」(2022) 2022年にこちらの4書体をリリースしました! ゆるくてかわいいポップ体として、リ

モリサワさんに、新書体プロモーションの裏側を教えてもらいました

新しいフォントのプロモーションをするのって、とても大変なんです。 こんにちは、ヒラギノフォント公式note編集部の正木です。 昨年ヒラギノ丸ゴ オールドをリリースする際に、特長をわかりやすくプロモーションするためにフォントの組見本を作りました。 やってみると、ヒラギノ丸ゴ オールドを魅力的に見せるためにどのような言葉を並べたらいいかが悩ましく、大変苦労したことを思い出します。 モリサワさんの新書体特設サイトを拝見すると、たくさんの新書体が並び、ひとつひとつのフォントにイ

もっと知りたい!ヒラギノフォント 中の人に訊く、公式noteの舞台裏。

皆さんが、毎日何気なく目にしていると言って過言ではない「ヒラギノフォント」の文字。どこで使われているかを意識したことはありますか? スマートフォン・タブレット端末、テレビCM・テロップ、道路標識・サイン、雑誌・書籍・ポスターなど…。 国内のありとあらゆるところで利用されている「ヒラギノフォント」は、株式会社SCREENグラフィックソリューションズ(以下、SCREEN GA)が開発・提供している書体です。 シーンを問わず使いやすい定番書体をはじめ、2022年にはニュアンスの

フォントワークス 書体デザイナー座談会[3]それぞれが目指す書体づくり〈後編〉:越智亜紀子 × 山村佳苗

フォントワークスの書体デザイナー、越智亜紀子さんと山村佳苗さんを迎えての座談会。制作中の書体について詳しく聞いた前編に続き、後編では2人が書体デザイナーとして就職するまでのエピソードを紹介していきます。 それぞれのあゆみ、そして書体デザインへの熱い思いを聞くことができました。 越智さんのあゆみ:一冊の本から、書体デザイナーという仕事を知る― ここからは、それぞれが書体デザイナーになるまでの話を聞いていきたいです。越智さんは、大学でグラフィックデザインの勉強をしていたんですか

原作と翻訳絵本を比べたら書体がローカライズされていた話

書体を意識して見るのは慣れていないと難しい。特に普段使わない言語ならなおのこと。みなさんは欧文書体を意識して見たことはありますか? 店の看板、メニュー、電光掲示板、雑誌……和文書体のすぐそばに欧文書体はいます。 もしかして欧文書体にフォーカスしたら書体にまつわる面白いことが見つかるのではないか……?そんな思いつきがこの記事のきっかけになりました。 日本語に翻訳されると書体も変化する不思議欧文書体を意識するには、まずは見慣れた和文書体と比較するときっとわかりやすいはず。そう

読み逃しはありませんか? フォントワークス公式note、2022年の振り返り!

早くも年末となりました。8月にスタートしたフォントワークス公式note、新たなチャレンジでしたが、記事制作にも少しずつ慣れてきました。 そして本当にありがたいことに、5カ月弱で合わせて1,400を超える「スキ」をいただくことができました。読者の皆さんからのリアクション、編集部の心の支えであるとともに、企画を進めるにあたっても大変参考にさせていただいています。どんどん♡を押してもらえたら嬉しいです。 今回は、2022年の記事を総まとめ! 特に編集部メンバーの思い入れがある

【note開設2周年特別企画】欧文フォントは簡単につくれるの? 7時間でフォントを作ってみてわかったこと。

2020年8⽉から数々のフォントにまつわる記事を投稿してきたモリサワnote編集部は、おかげさまで開設2周年を迎えました! 今回は特別記念企画として、欧文フォント制作の舞台裏やこだわりをワークショップレポートとインタビューの両面から、わかりやすくご紹介したいと思います。モリサワが大切にしている「使う人の目線で、書体をつくる。」というものづくりの姿勢は、和文フォントだけでなく欧文フォント開発にも受け継がれています。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。 1. 7時間耐久

モリサワフォントでリアクションします! 書体で変わる「ありがとう」の声色

この度モリサワnote編集部、リアクション画像をリニューアルしました! みなさんからの「スキ」や「フォロー」に、モリサワオリジナルのリアクションを画像付きでお返ししていること、知ってましたか? 書体は使い分けることによって様々な印象や雰囲気を作り出せることから、文字の “声色” と喩えられることがあります。そこで、私達のメッセージをいろんな「声色」で受け取ってもらうために、「スキ」「フォロー」「マガジン追加」「シェア」に対して、バリエーション豊富な「モリサワフォント」でリア

モリサワnote編集部、2021年を振り返ってみた。

今年を象徴する漢字は「金」ということで、モリサワでも嬉しいニュースがありまして、当社所属のパラアスリート、佐藤友祈選手がパラリンピックで金メダルを2つ獲得し、社員だけでなく日本に感動を与えてくれました。400mラストのマクリは本当に鳥肌が立ちました。 2021年も残り1ヶ月となった12月の初旬、編集部では忘年会を開催し、酒の席のやりとりをそのまま記事にしてしまおうと画策していたのですが、なんとなく皆が「ご時世的にどうしようかな…」みたいな雰囲気になり結局断念し、編集長はやさ

ヒラギノフォント公式noteのVIを紹介します。

はじめまして。デザイナーの今市達也です。今回、ヒラギノフォント公式noteのアートディレクション及びデザインを担当させていただきました。 普段は組織の創造性を発揮するための理論創造と社会実装を行う株式会社MIMIGURIのクリエイティブ部門に所属しており、企業様のブランディング設計やフォント開発を行なっています。 今回、 macOSのシステムフォントとしても採用されているヒラギノフォントのオウンドメディア「ヒラギノフォント公式note」のVI(ビジュアルアイデンティティ)が、

文具でお馴染みのぺんてるさんにインタビューしたら、共通点が見つかった話。

みなさん、4月10日が何の日かご存知ですか? 4...10…4(ふぉん)10(と)......ということで、もうおわかりですね。「フォントの日」です。 今回はフォントの日特別企画として、シャープペンシル(以下、シャープペン)などの文具でお馴染みの「ぺんてる株式会社」の「シャープペン研究部」の皆さまにインタビューさせていただきました。フォントの会社と文具の会社のつながりとは?と思ったそこのあなた!ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。 1. 書体制作における “手書き”

温もり感じるゴシック体「A1ゴシック」

モリサワフォントの魅力や開発秘話に迫る「フォント沼なハナシ」シリーズ。 今回は、2017年にリリースされ、パッケージやポスターなど多くのシーンで利用されている「A1ゴシック」についてのお話です。 1. 「にじみ」が味のオールドスタイルゴシックまずは、「A1ゴシック」の特徴を見ていきましょう。 「A1ゴシック」ファミリーは、L・R・M・Bの4ウエイト展開で、本文から大見出しまで組むことができます。 この書体はゴシック体に分類されます。スタンダードな書体ではありますが、ややデ